(c)Phnom Penh Post
政府は、軍の昇進においてカンボジア王国陸軍の100人以上に対し、87人を准将に、27人を少将に昇格させる。プノンペンポスト紙が報じた。
昇進の詳細は、「ロイヤル・ガゼット」の6月号において発表されるが、既に膨らみ切っている軍の上層部において将軍の数はさらに増加し、2000〜3000人になると推定されている。
国防省の広報官に確認はとれていないものの、昨年、内務・防衛委員会を担当していた野党救国党の議員の一人は、正当な理由があるときのみに昇進が行なわれるべきだと述べた。
同氏は、「われわれは、長期にわたり軍務に服している兵士が昇進しておらず、コネや金銭の関係を持つ日の浅い兵士が昇進しているということに気づいている」とし、「兵士の肩章に星を追加することは、長年にわたる将官の地位に対する名誉を弱めただけで、軍人の給料と生活を改善することはほとんどない」と付け加えた。