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  • 2017年5月28日
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カンボジア縫製業 大幅に落ち込んだ米国への輸出、大幅に回復へ[経済]

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(c)Khmer Times

 ドナルド・トランプ大統領によって保護貿政策が導入される恐れがあったにもかかわらず、第1四半期の米国向け輸出は、昨年同期のほぼ2%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。

 米通商代表部(USTR)の統計によると、カンボジアからの輸出総額は、前年同期の7億6000万ドルを上回ったのに対し、第1四半期には7億9900万ドルを超え、1.86%の増加となった。

 衣服、繊維製品、靴製品は輸出の大部分を占めているが、この上昇は数年間の輸出で最も低い伸び率である。

 カンボジア縫製業協会(GMAC)によると、昨年末の輸出が大幅に落ち込んだ後、大幅に回復したという。また輸出総額の中で、米国への輸出割合は他の市場への輸出が増加したため、以前の約75%から昨年、25%に大幅に下回った。

 4月上旬、トランプ氏は、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアなど16カ国との間の貿易不均衡の是正のための大統領令に署名したが、カンボジアはリストに入っていない。

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