カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 社会
  • 2017年4月9日
  • カンボジアニュース

カンボジアに40万人のうつ病患者 カンボジア保健省[社会]

news_201704091
(c)Khmer Times

 保健省によると、カンボジア人はうつ病に対する理解がなく、他国と比較して精神病患者への否定的見解が強い。クメール・タイムズ紙が報じた。

 同省の調査によると、40万人のカンボジア人の成人がうつ病に苦しんでいることがわかった。

 同省の担当責任者によると、調査の一環としてプノンペンとカンダール州に住む人々に質問し、近隣諸国と比較してうつ病の理解がほとんどないことが明らかになったという。

 また同氏は、うつ病への理解不足から、うつ病に苦しむ患者を差別する現状を述べ、うつ病は国家経済や社会全体に害を与えるものだと警告した。

 世界保健機関(WHO)のYel Daravuth氏は、すべての人々は、うつ病はカウンセリングのような治療が求められる病気であることを認識する必要があるとした。

 保健省によると、国内には病院と保健センターに177箇所のメンタルヘルスに関するサービスがあるという。担当者はサービスの数が少ないことを認め、拡大していくと明言した。

関連記事
政治
カンボジア「カラー革命」報道、米国の介入疑惑で物議[政治]
(12日)
観光
カンボジア、タイ提案の「6カ国1目的地」観光ビザを検討[観光]
(10月23日)
社会
カンボジア租税総局、税負債の分割払いを最大3年まで許可[社会]
(10月21日)
経済
カンボジア・キリロムでグローバルフォーラム開催 2050年の先進国目標支援[経済]
(03月07日)
労働
2024年のカンボジア最低賃金: $204決定[労働]
(09月29日)
経済
カンボジアのレストラン業界、2022年比で収益減:観光業の回復が遅れ経済に影響[経済]
(09月28日)
あわせて読みたい
特集
カンボジア人の声 ケーマインターナショナル総合病院 産婦人科 チャン・チャンノエウン 
特集
まちづくりひとづくり スペシャル対談 Vol.4
注目
サンインターナショナルクリニックからのお知らせ
注目
インフルエンザ予防接種キャンペーンのお知らせ
業界
外国人にとっての心構え。日系クリニックの現場で起きていること。[医療・医薬] 野々村 秀明
社会の最新ニュースランキング
最新ニュース