(c)Phnom Penh Post
ハイネケン・アジア・パシフィックの100%子会社であるカンボジア・ブルワリー・リミテッド(CBL)は、昨日、首都東部の郊外に第2醸造工場を開設し、ビール生産能力を3倍にする。プノンペンポスト紙が報じた。
CBLは、新設工場に1億ドルを投じ、生産能力を1日当たり約10万ケース、年間300万ヘクトリットル以上の生産能力に拡大し、Tiger、ABC、Anchor、Crownなど既存のビールブランドを生産さるほか、オランダの親会社の主力ビールであるハイネケンを生産する新ラインを開設する。
ハイネケンのデータによると、カンボジア人は年間約6.1百万ヘクトリットル、一人当たり38.6リットルのビールを消費し、これは欧州の一人当たりの消費量の半分にとどまる。
ハイネケンアジア太平洋地域のフランス・イースマン社長は、カンボジアの経済成長が堅調で、生活水準の向上とライフスタイルの変化が、引き続き国内のビール消費の増加を促進すると予想していると語った。