(c)Phnom Penh Post
カンボジア最大の商業銀行のアクレダ銀行は、2月17日の閣僚理事会の決定に従い、同社のロゴ変更のため3週間で数百万ドルを支払わなければならない。プノンペンポスト紙が報じた。
閣僚理事会は、アクレダ銀行のロゴに使用されている黄金の鳥が、経済財政省のロゴと酷似しているとし、ロゴ変更に対する政府の正当性が認められたという。
同行イン・チャンニーCEOは、2003年以来使用されてきたロゴについて、「カンボジア259ヵ所、ラオス41ヵ所、ミャンマー1ヵ所、また地元広告353、発行した170万の銀行カードを変更する予定だ」と述べた。ブランド変更にかかる費用は、2016年の同行純利益の約3%に相当する350万ドルになるという。
しかし同氏は、「顧客はアクレダ銀行をよく知っており、専門機関として信頼しているため、ロゴの変更は銀行業務に悪影響を及ぼさない。株主やビジネスパートナーには、変更について既に通知しており、クメール語を挿入した新しいロゴにも満足しているため、海外や国際市場にカンボジアのアイデンティティーを伝えられる」と付け加えている。