(c)Phnom Penh Post
情報省による情報公開法の改正案を議論するのための会合を前に、ジャーナリストの多くがその内容に対し、「定義が曖昧なため、ジャーナリストを悩ませるものになる」と懸念を示している。プノンペンポスト紙が報じた。
法案のテクニカル・ワーキング・グループのメンバーを努めているカンボジア独立メディアセンター(Cambodian Centre for Independent Media=CCIM)は月曜日、情報省のウェブサイトにリリースされた今回の法案を批評するためのフォーラムを行った。
同センターの一部門であるボイス・オブ・デモクラシーの代表は、法律の条文中にある「公共の秩序」や「守秘」という言葉に多くのジャーナリストが不安視していることに言及し、定義の曖昧さを政府官僚が利用し、情報開示の抑制や、ジャーナリストの処罰に繋がるとの懸念を示した。
また同センターのfacebookページでは、同法案は「規制や法的な処罰は恐怖を生むもの」「表現の自由や報道の自由の大きな脅威」と表現している。
一方、情報省のスポークスマンは、「このような懸案を最小にし、全員に受け入れられる表現を目指して努力する」と述べている。