(c)Phnom Penh Post
かつては金融取引の未来として賞賛されたデジタル通貨「ビットコイン」が世界的に普及している中で、 カンボジアでのビットコイン普及は苦戦を強いられている。
カンボジアで唯一、ビットコインが使用できる店舗であるカフェのオーナーは、「ビットコインの利用はほとんどない」と話す。
同氏は、「暗号通貨であるビットコインの仕組みを理解することは、ほとんどのカンボジア人にとって難しく、時間がかかる。しかし、使用されない理由は技術的な理由よりも実用面での理由からだ。そもそもオンラインによる金融取引がまだ十分に普及していない。とはいえ、実用的でないものの、ゴールドのように紙幣のインフレをリスクヘッジできる」と述べた。