業界の統計によると、カンボジアでの新車販売は、主に信用融資の増加に支えられ、30%の成長を見せた。
車両の輸入を行うRMAカンボジア、フォード部門のゼネラルマネージャーは、「10月の新車販売は前年同期に比べ30%増加しており、販売総売上高の約20%は、毎月の返済を行う信用購入の形態だった」とクメール・タイムズ紙に語る。
この成長はトヨタカンボジアでも同様で、同社ゼネラルマネージャーは、「売上高の約20%は信用購入で、我々は顧客に自身の融資サービスを提供しており、外部からの資金調達サービスは持たない。月賦での購入サービスは、給与が増加しているという事実を反映している」と述べた。
アクレダ銀行のソー・フォナリー副社長は、「消費者の車両ローンの数はまだ小さいものの、中古車販売店での関心は高まっており、クレジットでの購入は新車だけでなく中古車にも及ぶ。消費者ローンは、生活スタイルが変化し、所得が増加するにつれて増加し続けるだろう」と予測しているが、「アクレダ銀行の車両ローンのほとんどは、運送事業者向けである」と付け加えた。