(c)Phnom Penh Post
世界保健機関(WHO)の最新の報告によると、約300万人が大気汚染の影響で死亡しており、その90%がカンボジアを始めとする低中所得国で発生しているという。プノンペンポスト紙が報じた。
WHOによれば2012年時点では東南アジアだけで79万9000人、カンボジアだけで7000人が大気汚染により死亡しており、タイやベトナム、ラオスも同程度である。
カンボジア環境省のサイ・サムアル大臣は、「大気汚染最大の要因は、プノンペンのひどい交通渋滞に伴う排気ガスだ」と述べた。同大臣は、交通渋滞を緩和する方法や中古車輸入禁止の導入、環境に悪い車種について研究中だという。