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  • 経済
  • 2016年9月9日
  • カンボジアニュース

ユニリーバ、カンボジアからパームシュガーを年2000トン輸入の方針[経済]

 世界最大級消費財メーカーのユニリーバが、カンボジア産有機パームシュガーを年間2000トン調達すると、クメールタイムズ紙が報じた。

 ユニリーバ・カンボジアの担当責任者によれば、同社は年間2000トンの有機パームシュガーをカンボジアから調達し、世界中の同社工場へ輸出する方針だ。

 同氏は、「まだパームシュガーの輸出はしていないが必要になる。経験があり信頼できる現地サプライヤーを探しており、将来的にはかなり多くの弊社製品にパームシュガーが使われるだろう」と述べた。

 なお同社は「ベン&ジェリーズ」や「リプトン」などの世界的に有名な飲食ブランドを所有している。

 コンポンスプー州パームシュガー推進協会の会長は、ユニリーバの動きを歓迎しているが、同協会のメンバー200社が400トンを生産する一方で、ユニリーバの要求量に応えるには足りないという。

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