カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2016年9月9日
  • カンボジアニュース

ユニリーバ、カンボジアからパームシュガーを年2000トン輸入の方針[経済]

 世界最大級消費財メーカーのユニリーバが、カンボジア産有機パームシュガーを年間2000トン調達すると、クメールタイムズ紙が報じた。

 ユニリーバ・カンボジアの担当責任者によれば、同社は年間2000トンの有機パームシュガーをカンボジアから調達し、世界中の同社工場へ輸出する方針だ。

 同氏は、「まだパームシュガーの輸出はしていないが必要になる。経験があり信頼できる現地サプライヤーを探しており、将来的にはかなり多くの弊社製品にパームシュガーが使われるだろう」と述べた。

 なお同社は「ベン&ジェリーズ」や「リプトン」などの世界的に有名な飲食ブランドを所有している。

 コンポンスプー州パームシュガー推進協会の会長は、ユニリーバの動きを歓迎しているが、同協会のメンバー200社が400トンを生産する一方で、ユニリーバの要求量に応えるには足りないという。

関連記事
経済
カンボジア、米輸出収益が15億ドルに到達 – アジアと欧州市場でのシェア拡大[経済]
(11月08日)
経済
ツバメの巣とドリアン、GAP基準に準拠しカンボジアから中国へ[経済]
(10月29日)
経済
カンボジア、カシューナッツ栽培面積で世界第3位に[経済]
(10月28日)
経済
カンボジアのアパレル輸出競争力、米国市場でのシェア拡大の鍵はコストと信頼性[経済]
(10月25日)
経済
カンボジア、輸出多様化の鍵は製造業の強化と高付加価値製品への移行[経済]
(10月17日)
経済
2024年第3四半期までのカンボジア・中国貿易、111億ドルを突破[経済]
(10月14日)
あわせて読みたい
特集
観光の視点から考える対日本マーケット戦略(1/3)
特集
カンボジア農業最前線〜最貧国の零細国家が手にした『神器と信用』が引き起こす農業変革の波〜(4/4)
特集
カンボジア農業最前線〜最貧国の零細国家が手にした『神器と信用』が引き起こす農業変革の波〜(1/4)
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース