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9月1日午後3時10分、全日本空輸(ANA)のボーイング787-8がプノンペン空港に着陸した。東京―プノンペン間の最初の直行便となった。
ANAの片野坂真哉CEOは、デイリー運航の始動について「光栄」だと述べ、 「カンボジアは、魅力的な観光地としてだけでなく、急速な経済成長のため世界から注目を集めており、我々のフライトで観光とビジネスのお客様を運ぶのを楽しみにしている」と話した。
カンボジア開発協議会(CDC)によると、1994年以降の日本からの累積投資額は2015年6月時点で4億ドルに達し、日本貿易振興機構(JETRO)のデータによると、今年上半期の日本へのカンボジアの輸出額は、前年同期の4億2500万ドルから32.7%増の、5億6500万ドルとなった。
カンボジア・エアポートのエリック・ディロベルCEOは、「新しい経路、特に大阪などの開拓に向けて、ANAや他航空会社との更なる協業を楽しみにしている」と、このフライトを指標とし、更なるルート開発の可能性を指摘した。