カンボジアも本格的に雨季に入った。振り返ればカンボジアは例年より降水量が少なく、地方は干ばつ被害に見舞われた。収穫量が天候に影響される農民もさることながら、農業関連のビジネスを行う投資家においても気が気でなかったかもしれない。
さて、6月に更新した記事は101本でトータル記事数は747本になった。6月のアクセスはどうだったのか? Googleアナリティクスのデータを元にアクセス解析を発表する。
6月は5万PV強と過去最高値だった。ユニークユーザー7600人以上、セッション1万3300以上。雑誌版が5月初旬に発刊されたことによりジワジワと右肩上がりとなっている。雑誌とWEBマガジンの読者ターゲットとは同じだが、それぞれの媒体の特性からこうした傾向になると思われる。
それでは、6月にアクセス数の多かった記事TOP5をランキング形式で発表しよう。
人気のあった記事ランキングTOP5
第5位 600PV
→カンボジア関税局、オンライン税務未登録企業に活動停止を行うと発表[法律]
カンボジアの関税局がオンライン税務登録を行っていない貿易会社の事務手続の停止、国境を越えた活動の停止を行うと発表した。GDTのオンライン登録システムは、企業データの一元化を目指し昨年10月に始まった。物流業や貿易業、製造業の日本企業にとっては関心が高いニュースだ。
第4位 531PV
→豪雨の中、道路が突然陥没し自動車3台が穴に落下[社会]
なにかと問題を起きる高級コンドミニアム「オリンピアシティ」。その度にマスコミを賑わせ、宣伝費用をかけずに知名度が上げている。以前は工事現場のフェンスが倒れた事故で風のせいだと説明したが、今回は雨のせいだとして責任を否定した。ローカル人材の遅刻の言い訳レベル。唖然となって第4位にランクイン。
第3位 866PV
→カンボジア建設省「ホワイト・ビルディング」の再建を日本に依頼[日系]
カンボジアデイリー紙では「1963年に低所得層向けに建設された集合住宅」と報じられたこの建物は、一方で「芸術活動を行う場として建設された」との説明もネットで散見される。いずれにせよ、現在は利権という名の白ペンキで芸術が塗り消される、いろんな意味で現在のカンボジアを象徴的する建物だ。
第2位 1,307PV
→カンボジア、イオンモール2号店は、韓国系デベロッパーにより建設[日系]
実はイオン1号店も韓国系デベロッパーにより建設されている。「イオン」と「韓国」というキーワードはアクセス数が高くなる傾向が以前からあったが、それを改めて証明する結果に。3号店はタクマウか先か、バッタンバンが先か。
第1位 1,466PV
→カンボジア不動産業界の大物、詐欺容疑で逮捕[社会]
カンボジア最大手の不動産会社ボナリアリティグループの代表スン・ボナ氏が、預金不足にもかかわらず小切手を切ったとして詐欺の容疑で逮捕されたニュース。不動産関連ニュースの関心は相変わらず高く第1位にランクイン。
国別アクセス
1位 日本 6,662(49.85%)、2位 カンボジア 5,214(39.01%)、3位 タイ 305(2.28%)
訪問者の5割が日本、4割がカンボジア在住者からであった。進出を検討している日本企業のみならず、進出済の日本企業からも支持されているWEBマガジンだと言える。
読者層
(年齢別)
35〜44歳:35.51%
25〜34歳:26.39%
45〜54歳:20.06%
55〜64歳: 7.90%
18〜24歳: 6.54%
65歳以上: 3.61%
(男女比率)
男性:76.85%
女性:23.15%
さらに年齢別・男女別でクロス集計すると、アラフォー世代(35~44歳)男性からの訪問が29.33%と最も多い結果となった。次いで、アラサー世代(25~34歳)男性が18.18%、アラフィフ世代(45~54歳)男性が16.47%という結果だった。広告主がリーチしたいターゲット層(進出を検討中の日系企業など)とも重なるのではないだろうか。ある調査では、日本の「標準」の昇進年齢は係長32.7歳、課長39.4歳、部長47.0歳という結果があることから、当WEBマガジンは男性、しかも特に課長クラスに多く読まれていると分析できる。
流入元サイト
カンボジアビジネスパートナーズの記事はどこを経由して読まれているのか?
オーガニック検索:38.32%
ソーシャルメディア:39.34%(内Facebook 96.98%、Twitter 2.68%)
ダイレクト:13.20%
リファラル: 9.14%
Facebookページの「いいね」数の推移
Facebookファンの属性
男性:73% 女性:27%
5月31日に1,161だったいいね!が6月31日には1,258まで増加した。男女比は、WEBマガジンとほぼ同程度の結果となり、男性読者の多いメディアであることがわかる。