(c)Phnom Penh Post
RMAカンボジアCEOのノーン・サン氏は23日、RMAグループの今年上半期の連結売上高は前年同時期と比べて約40%増加したと発表した。プノンペンポスト紙が報じた。
RMAカンボジアは、国内で自動車・重機・飲食などを展開するコングロマリット企業だ。
ノーンCEOによると、新商品の導入やアウトレットの拡大、カスタマーサービスの拡充などが背景にあるという。
主な売上成長の要因はRMAカンボジアの主要3事業によるものだが、特にフォード、ジャガー・、レンジローバーを現地販売している自動車事業で最も顕著だ。
エクスプレス・フードグループ社(EFG)を傘下に置くRMAの飲食事業も同様に、今年上半期で収益を著しく増加させている。
ノーンCEOは、「飲食事業では、クリスピークリームなど新ブランドを導入し、ピザカンパニーなど既存ブランドの販売店舗数を拡大させた。EFGは今年末までに、更に17店舗をオープンさせる予定だ」と話した。またRMAの重機事業についても、近年オープンしたジョンディア製トラクターのショールームの影響で、売上が上昇しているという。
その一方で同氏は、干ばつなどの影響で農業機器の売上不振が見込まれるため、下半期の売上成長は減速すると予想している。