フン・セン首相は、政府の2015~2025年産業開発政策(IDP)を支援するため、原材料の加工に投資するよう投資家に呼びかけた。クメールタイムズ紙が報じた。
首相は、キャッサバや天然ゴムを例に出し、原材料の生産・輸出のみでは、世界価格の変動の影響を受けていると述べ、カンボジアは加工処理施設が不足していることを指摘した。また、機械部品や生産設備への投資等の促進のため、中小企業を支援の可能性を検討すると述べた。
2015年〜2025年のIDPによれば、政府は2025年までに産業部門のGDPシェアを30%に引き上げ、また非繊維部門の輸出を同期間の全輸出の15%にすることを目指している。