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  • 経済
  • 2017年2月18日
  • カンボジアニュース

ローズウッドホテル 年内に5つ星ホテルをプノンペンにオープン[経済]

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(c)Khmer Times

 国際的なホテルチェーン、ローズウッドによる高級ホテルが、今年中にプノンペンでオープン予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。

 ホテルはヴァタナックキャピタルタワーの14階から25階を占め、超高層ビルにある5つ星ホテルとしてはカンボジアの唯一となる。

 ローズウッドホテル&リゾートは、カンボジアの不動産開発会社ヴァタナック・プロパティによって任命され、ローズウッド・プノンペンを管理。オープンは6月末を予定しており、カンボジアの観光産業の成長に乗じる。

 2月16日のプレオープンイベントで、ローズウッド・プノンペンのマネージングダイレクター、ダニエル・グラウ氏は、「ホテルは非日常的で特有の出会いがある場所だ。現在、プノンペンでは観光とビジネス共に成長しており、両者を捉える計画だ」と述べた。

 カンボジアホテル協会のディン・ソムタリット会長は、ローズウッドのような世界的なブランドの参入を歓迎し、「わが国の観光産業に素晴らしいイメージをもたらす」と話した。

 カンボジア観光連盟のホー・ワンディ事務局長は、「ローズウッドの存在は、投資を呼び込むだけでなく、世界中にカンボジアを広めるのに役立つ。この開業は、2020年までに700万人の国際観光客を誘致するという国の目標に貢献するだろう」と述べた。政府は、毎年200万人の中国人観光客の呼び込みも目指している。