建設住宅開発銀行(CHDB)は政府事業を落札したが事業開始に資金が足りない建設企業に対し、無担保で融資を行うことを発表した。
同行が無担保融資を行うのは今回が初めてで、プロジェクト費用の30%~50%を融資する。融資を希望する企業はミャンマー建設業協会(MCEA)の会員である必要があり、MCEAの保証で融資する。融資申請時は政府と締結した契約書と銀行保証書の提出が必要だという。
無担保融資については9月25日の取締役会で決定され、10月から開始する。全国のCHDB支店で手続き可能で、支店のない地域ではモバイルチームがサービスを行う。金利は12%。
CHDBはミャンマーで唯一の開発銀行であり、2014年に建設省と民間企業が共同設立した。現在、低価格住宅の購入を希望する国民に住宅ローンを提供している。