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  • 金融
  • 2018年5月9日
  • ミャンマーニュース

アウンサン将軍が描かれた硬貨、1週間で800枚販売

ミャンマー宝石企業のラアウン副部長は、中央銀行がアウンサン将軍の姿が彫り込まれた硬貨を発行し、販売開始の4月27日から5月2日までに800枚近く販売したことを明らかにした。同副部長は「祝日を挟んだため、実質的には3〜4日で799枚が売れた。将軍の姿が彫り込まれており、他の金貨に比べて売れ行きは好調だ」とコメントした。

中央銀行ではこれまで1/4ティカル(=約4グラム)硬貨、1/2ティカル硬貨、1ティカル硬貨の3種類を発行しており、今回新たに発行したアウンサン将軍の姿入り1/4ティカル硬貨を記念に購入する人が多いという。同社によると、5月2日までにヤンゴンで500枚、マンダレーで68枚、ネピドーで231枚の計799枚を販売したという。売値は金の市場価格に従って設定され、これまでに1億8,770万チャット(=約1,510万円)を売り上げたという。しかし販売店からは、市場価格と手数料1万2,500チャット(=約1,010円)では採算がとれないという声も上がっている。現在国内の金の価格は、精製済み1ティカルあたり94万チャット(=約7万5,800円)、国際価格は1オンス(=約28.3グラム)あたり1,309米ドル(=約14万3,000円)。

(5月7日発行/ミャンマーエクスプレスより)

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