JFE MERANTI MYANMAR社は3月1日、ティラワ経済特区ゾーンBに建設する鋼板工場の起工式を採り行った。同社はJFEスチール株式会社などが出資し、建材向けの鋼板を製造・販売する。
同工場の建設は今年度中に開始され、2020年の稼働を予定しているという。同工場が稼働すれば、専門家を含む作業員300人以上の雇用が見込まれ、建材向けの良質な溶融亜鉛めっきやカラー鋼板などを製造する予定だという。
ミャンマーの経済成長による工場進出などに伴い建材の需要が拡大していることや、現在国内の鋼板製品などの多くが輸入に頼っていることから、拡大する国内需要に答えることが期待されているという。
現在ティラワ経済特区ゾーンAでは90%以上の投資プロジェクトが竣工済みで、ゾーンBの開発プロジェクトの内50%のプロジェクト計画が進められているという。投資総額は1億米ドル(=約100億円)。