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  • 経済
  • 2017年12月29日
  • ミャンマーニュース

不動産市場、2017年も目立った回復なし

オンライン不動産業のHouse.com.mmによると、ミャンマー不動産市場は2015年末ごろから落ち込みはじめ、2017年も目立った回復はなかったという。

不動産コンサル企業のマーヴェリック・マネジメント社のテッナインウー氏によると、土地売買では目立った動きはなく、コンドミニアムの売れ行きも2017年終盤に少々の売買があっただけで、その多くは2億チャット(=約1,651万円)以下だという。

House.com.mmによると、2017年には不動産展が開催されたが、展示会での購入は少なく、ウェブサイト経由の購入も通常通りだったという。

不動産代理店Estate Myanmar Real Estate Agency社のトゥーミャッナイン氏は「賃貸では、外国人が高価な物件を借りている。今年はゴールデン・シティやクリスタル・レジデンスのようなマンションが建設された。そのため部屋数は増えたが、利用する外国人数は昨年と比べて増えていない。高級物件では賃料が下がってきている」と述べた。

House.com.mmによると、2017年全体の不動産取引は、賃貸が80%、売買が20%であったという。

(12月28日発行/ミャンマーエクスプレスより)

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