ミャンマー・コメ連盟(MRF)は、コメ生産関連分野の8つのプロジェクトを担当する中小企業に対して650億チャット(=約52億8,000万円)を支援することを明らかにした。
同連盟から資金援助を受けるため、コメ生産関連事業を行う中小企業が同連盟へ申請。コメの保管庫・穀類乾燥機建設に関するプロジェクトへの支援申請が多く、最大申請額は5億チャット(=約4,000万円)であったという。
同連盟は2018~2020年の3年間で種子生産分野に62億チャット(=約5億円)、コメ保管庫・穀類乾燥機建設に128億チャット(=約10億4,000万円)、輸出分野に52億チャット(=約4億2,000万円)、農場開発に54億チャット(=約4億3,900万円)、コメ工場の改修及び新設に112億チャット(=約9億1,000万円)、コメヌカ油・コメ麺・コメ粉・飼料工場及びもみ殻発電所の建設に72億チャット(=約5億8,500万円)、ボイラータービンシステムのもみ殻発電所(2~3メガワット)建設に120億チャット(=約9億7,500万円)、予備費用50億チャット(=約4億600万円)を支援する。支援対象となる中小企業は440社に上る。
同連盟はコメ生産分野における中小企業の発展を支援している。また、計画・財務省と協力して輸出促進、高品質作物の生産などを目指している。