ミャンマー海外雇用斡旋業者連盟(MOEAF)は、事業免許を取り消された海外雇用斡旋業者数が昨年の10倍になったことを明らかにした。
労働・入国管理・人口省が制定した海外人材派遣に関する規則を守らずに事業免許を取り消された海外雇用斡旋業者数は、2016年には1社だけであったが2017年には9月までに10社が完全に免許取り消しとなった。さらに、約10社が4カ月~1年間の期限付きで免許が一時停止されている。
同省は1社あたりの年間派遣最低人数を決めており、満たしてない場合は事業免許を停止している。違法派遣した場合は、事業免許を完全に取消すという。
1社あたりの年間派遣最低人数は、タイ:300人、マレーシア:75人、シンガポール:15人、日本:6人と定められている。