北海道大学が、ミャンマーの人工衛星開発を支援することが明らかになった。
本計画の取りまとめをしているエンジニアのウィンアウン氏によると、まずはミャンマーから同大学へ研修生を派遣し、人工衛星の製造、打ち上げ、管理を学ぶ。打ち上げに関しては、宇宙航空研究開発機構(JAXA)も協力するという。研修生は、航空宇宙大学の在学生または卒業生の中から選出予定。帰国後は、自分たちで製造を行い、2023年の打ち上げを目指す。
製造するのは重さ50キロほどの小型衛星で、約90分で地球を1周する。衛星から送られてくる画像によって、天候の予測がより正確となり、効率的・計画的に農業を行うことも可能になる。