計画・財務省は連邦議会で、政府系事業が政府予算または直接入金なしで開いた別会計口座に78憶米ドル(=約8,760憶円)以上あることを示すリストを公開した。
同リストには、2016年度までに情報省、運輸・通信省、電力・エネルギー省、天然資源・環境保全省、工業省が実施した19事業が含まれている。
2012年に、政府系事業が独立して資産運用できるよう別会計口座を開くことが勧められた。事業の利益の55%が同口座に入金されているという。
政府系事業の中で、ミャンマー石油・ガス公社(MOGE)は最大額の約36憶ドル(=約4,000憶円)を有している。第2がミャンマー通信事業、第3が森林事業。許可を得ている別会計口座は6,000以上。
赤字を計上している事業に国家予算が使用されているが、別会計口座は増えているとルインコーラ議員は指摘した。また、別会計口座の額が不透明であることが問題視されており、会計を連邦政府に提示させ、管理していくと計画・財務副大臣が述べた。