丸紅がミャンマーの竹炭に興味を示しており、サンプルを送るよう求められたとミャンマー農業協会のレーナイン会長が明らかにした。
丸紅の担当者が3月第2週にミャンマー農業協会事務所を訪問し、竹炭のサンプルを送るよう求めたため、翌週に発送した。レーナイン会長は「先方は、サンプルの状態を確認し、基準に合えば売買契約を結ぶと明言した。受注量はわからないが、材料は準備万端だ。契約に漕ぎつけられれば、協会員にも報告する」と話した。
日本はベトナムとフィリピンから竹炭を輸入している。丸紅は、竹炭の硬さや燃やした際の煙の量などを調べる意向。レーナイン会長は「基準と合い、価格の協議がうまくいけば売れる。日本は台所で二酸化炭素排出の少ない竹炭を使っている」と話した。