世界最大のマーケットリサーチストアである「RESEARCH AND MARKETS」は、ミャンマー物流市場の時価総額は2023年に75憶ドル(=約8,092憶円)になると予測した。
現在、ヤンゴン港湾は水路輸送の9割を扱っており、今後の更なる物流の発展に向けてインフラ整備と良質な管理が求められている。また、ヤンゴン、マンダレーとエーヤワディー管区の貨物を全国に輸送できる水路、陸路が必要とされている。
2021年開通予定のシンガポールと中国の昆明をつなぐ「汎アジア鉄道」により、シンガポール、マレーシア、タイ、カンボジア、ベトナム、ラオス、ミャンマーと中国の各地域間で鉄道輸送ができるようになる。
ミャンマーはインフラ整備ができてないため、輸送費用が高い。輸送費用を30%下げるには、物流分野のインフラ整備に450憶~600憶ドル(=約4兆8,400憶~6兆4,600憶円)の投資が必要とされている。
一方では、中国やタイなどの隣国との貿易増加による国境貿易業の発展が期待されている。