計画・財務省は生命保険事業に関して100%の外資を許可すると発表した。現在、保険事業の許可に関しては一般保険企業と生命保険企業の2種類に分けられており、一般保険企業は35%まで外資が許可されている。
ミャンマーでまだ浸透していない生命保険や健康保険などの販売を促進することが目的で、生命保険企業への外資が100%まで許可される。現在まで、中国、日本、韓国、インドとアメリカの保険会社24社が同省の保険企業管理局に要請していた。同局は今後、民間保険会社に対して販売許可する保険の種類を増やしていく予定だという。外国企業との合併により、ミャンマーの保険市場の活性化が期待されている。
同省によると、現在、国営のミャンマー保険公社と11社の民間保険会社が営業しており、保険料の総計は年間約1,143億チャット(=約90億8,000万円)程度だという。