ミャンマー郵便局は3年連続で赤字に直面しており、2017年度の9カ月間で36億チャット(=約2億8,900万円)の赤字となっていることが明らかとなった。
ミャンマー通信公社傘下であった郵便局は、2015年4月から郵便部門として個別に事業を開始。同年度には84億チャット(=約6億7,500万円)、2016年度に62億(=約4億9,800万円)赤字となった。赤字解消に向け、2016年8月から6社の民間企業と協力し、銀行関連事業、オンラインショッピングなどの事業を行っている。
郵便局のカンアウン局長は「毎年、赤字は20億チャット(=約1億6,100万円)程度解消できており、3年以内に回復できる見込みだ」と話した。
郵便局は国内に1380支店以上開業している。国内の郵便料金は手紙1枚200チャット(=約16円)だが、実際は1枚2,400チャット(=約193円)かかっており、赤字の大きな要因となっている。