ラカイン州の北部でアラカン・ロヒンギャ救世軍(ARSA)により発生した戦闘によりバングラデシュへ避難したロヒンギャ難民らの帰還に関して、チョースエ内相らは10月24日、ネピドーでバングラデシュのカーン内相らと会談した。
両国間で10項目について同意が行われ、国境に連絡事務所設置することなどについて覚書を締結した。ロヒンギャ避難民らの帰還に関して、ミャンマーは1993年にバングラデシュとの合意に基づいて難民の身元確認手続きを進めるとしている。
また、同会談では難民帰還問題のほか、両国が協力して国境警備を強化すること、テロ対策、違法薬物対策などについても話し合われた。