ミャンマーのイスラム教徒の民間組織は、アウンサンスーチー国家顧問が和平事業に向けて国際組織も協力するよう求めた演説に対して完全に賛同すると公表した。
同組織の9月21日の公表では、ラカイン州の襲撃事件をきっかけに、民族や宗教が分裂した国にならないように、ミャンマー国民と一緒に積極的に活動するという。
更に、コフィー・アナン元国際連合事務総長が率いるラカイン州委員会の計画を実行する際、人権と法律に違反した場合、徹底的に告訴し治安対策に注目するべきだ。ラカイン州の襲撃事件を機にした暴動を煽動しないよう、テロが発生しないよう協力していくとも記載されていた。
9月20日に、カチン民族機構(KNO)とラカイン州民族委員会(ANC)も、スーチー国家顧問の演説を支援すると公表した。