９日に開催されたミャンマー商工会議所会議（UMFCCI）で経済専門家のウーミィン氏は、政府に経済の発展を目指す４つの事項を勧告した。
第１事項として、アウンサンスーチー国家顧問に対し経済発展のための４つの事項を考えるように勧告。第２事項として、関係者全員が納得できる経済マスタープランの作成を勧告。第３事項として、同国家顧問に自分の経済委員会、経済コンサルタント、中央銀行などの責任者らと頻繁に意見交換するよう勧告。また、責任者らが自由に意見を提出し、行動できる権利を与えるよう勧告した。第４事項として、経済発展のため関連する専門家と会談しアドバイスを得て行動するよう勧告した。
同氏は前政権で大統領の経済的コンサルタントのリーダーだった。
ミャンマーの2000年のGDPは193.2米ドル（＝約2万1,900円）で、他のアセアン加盟国の中で最低だった。2010年にはミャンマーはカンボジアとほぼ同じになった。現在、ミャンマーのGDPは1,300ドル（＝約14万8,000円）程度である。国際通貨基金（IMF）は2020年-2021年にミャンマーのGDPは1,832ドル（＝約20万8,000円）になると予測している。
