カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 政治
  • 2018年10月27日
  • カンボジアニュース

クウェートに約5000人の労働者を派遣 カンボジア[政治]

seiji_20181027
(c)Khmer Times

 イット・ソムヘーン労働職業訓練大臣は、2019年に初めてクウェートに約5000人の労働者を派遣することを発表した。クメールタイムズ紙が報じた。

 イット大臣は、「良好な労働条件と高賃金があれば、より多くの労働者を送ることができるだろう。クウェートの就労資格を得るためには、労働者は英語とアラビア語の両方を話すことができなければならない」と述べた。

 人権団体セントラルの責任者は、「人権と労働法を守る方針を持つ日韓とは異なり、クウェートなど中東諸国には労働者の権利を保護する仕組みがない。クウェートはカンボジアから遠く離れており、問題に遭遇した場合に政府が介入して手助けが困難である」と述べた。

 労働職業訓練省の報告によると、カンボジアは2017年に9万6338人の労働者を海外に派遣し、2016年と比べて12.6%増加した。

関連記事
経済
カンボジア・キリロムでグローバルフォーラム開催 2050年の先進国目標支援[経済]
(03月07日)
労働
出入国在留管理庁が送り出し機関の高額な仲介料が失踪の主因と指摘。カンボジアの3機関が受け入れ停止処分[労働]
(10月10日)
労働
2024年のカンボジア最低賃金: $204決定[労働]
(09月29日)
経済
カンボジアのレストラン業界、2022年比で収益減:観光業の回復が遅れ経済に影響[経済]
(09月28日)
経済
カンボジアの輸出、GFTセクターは低下 最賃交渉はまとまらず[経済]
(09月12日)
労働
カンボジア労働相、労働者とともに昼食を共にし、生産活動を視察[労働]
(08月25日)
あわせて読みたい
注目
CDLが労働許可証の取得代行サービスを開始
注目
カンボジア全国技能大会にて、技能五輪金メダリストによる電工デモを初めて実施!
業界
生産性を高める時期、日系企業は今こそ投資を[人材]ホン・チユン (2/2)
業界
日本の投資家はカンボジアの未来や労働状況を見極めるべき[人材]コイッ・ソミエン
政治の最新ニュースランキング
最新ニュース
ここ1ヶ月で注目度の高いニュース