(c)Phnom Penh Post
スヴァイリエン州副知事は、7日の閣僚評議会記者会見で、新型コロナウイルスの影響により同州(人口64万2713人)の18軒の工場に就業していた1万人以上の労働者が停職状態となっていることに触れた。プノンペンポストが報じた。
副知事によると、11か所の経済特区を抱えるスヴァイリエン州においても、パンデミックが世界経済に与えた打撃から免れることができず、7月2日の時点で稼働を中断している工場が18軒あり、合計1万628人の労働者にその影響が及んでいる。
工場の稼働停止によりレイオフされた労働者には、政府から40ドル、雇用主から30ドルが給付された。また、彼らが貧困状態に陥った場合、政府は関係当局が発行する貧困カードに基づき支援金も提供するとしている。これにより、貧困家庭は状況に応じて12~20万リエル(約30~50ドル)を受給できる。州知事は「失業者は(支援金を使って)農作物栽培や家畜飼育ができるのでは」と述べた。