カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    •  カンボジア租税総局(GDT)は、フリンジベネフィット(付加給付)税の免除の適用範囲を拡大すると発表した。  フリンジベネフィットとは、例えば出張手当・残業食事代・社員旅行など給与以外の経済的利益を指す。GDT総局長のコン・ヴィボル氏は、「付加給付税の減免制度は、食事、交通機関や育児など通常の月給以外に受けるメリットに適用される」と述べた。  現行では、雇用者はフリンジベネフィットに毎月20%の税金を支払う必要があった。同氏は、「税金の免除は2015年1月に縫製業労働者に初めて適用され、現在では他の業種にも拡大している。税金免除のため、工場や企業は従業員をサポートしている旨の証明書を提出する必要がある」と話す。
    • 法律
        2016年10月12日
      縫製業 税金 コン・ヴィボル 租税総局 フリンジネベフィット税 付加給付税
    • (c)Khmer Times  カンボジア農林水産省のヴェイン・サコン大臣は15日、自身のフェイスブックページで、精米業者が農家に適正価格を支払うようチームを立ち上げ、すでに活動を始めていると明らかにした。クメールタイムズ紙が報じた。  ヴェイン大臣は投稿で、「品質管理や安全確認の監視により農家の収益を増加させる方法を分析したり、価格問題に介入する」と述べている。  アムルライス・カンボジア社のソン・サラン代表はコメ価格に影響を与える要因として、ベトナムでのコメ生産量の上昇や、その流入による供給過多、雨季の間に保管しておく為のサイロの不足などをあげた。  また、農家らがマイクロファイナンス機関へ返済するために、コメを高価格で販売できる時期になるまで待っていられない ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年9月18日
      農業 農林水産省 精米業 ヴェイン・サコン アムルライス
    •  9月5日、公共事業運輸省のスン・チャントール大臣は、運輸部門の技術協力セミナーで、「自動化ゲートウェイトランジット(AGT)システムを開発するため、8億ドルの予算が必要だ」と述べ、「JICAが実施したAGTプロジェクトの実現可能性調査は既に完了しており、民間企業への委託や助成金などさらに学ぶ要がある」と付け加えた。クメールタイムズ紙が報じた。  AGTは、時速60キロで最大30人の乗客を運べる電動大量輸送システムで、狭い場所でも運転が可能なため、市内の小道でも簡単に操縦することができる。  大臣は、AGTがプノンペン国際空港と市内中心部を結ぶことに触れ、「プノンペンのオートバイや車の数は、人と共に増加しており、外国人観光客数の増加は、大量輸送システムを必要とする。アジア大会がプ ... [続きを読む]
    • 政治
        2016年9月7日
      交通渋滞 JICA 公共事業運輸省 スン・チャントール AGT
    • (c)Phnom Penh Post  第8回大メコン圏(GMS)経済回廊フォーラムがプノンペンで開催された。プノンペンポスト紙によれば、参加した政府関係者や開発関係者は、経済特区(SEZ)に国境周辺地域をターゲットとすることは海外投資の呼び込みや越境貿易の促進につながると話している。  大メコン圏経済回廊は、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、中国南部を縦横に結んでいる。  アジア開発銀行(ADB)の地域担当責任者は、「GMSで利益を獲得しているのはSEZや工業団地であり、これらが投資誘致や雇用促進の効果的なツールになっている」と語った。  一方で、「経済回廊を最大限に活用するためには各国がより競争し、経済回廊のグローバル・サプライチェーンへのアクセ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月8日
      CDC SEZ 大メコン圏経済回廊フォーラム GMS ADB AIIB カンボジア開発評議会
    •  第一生命はカンボジアへの進出を計画しており、実現するとカンボジアで初めての日系生命保険会社となると、クメールタイムズ紙が報じた。  東南アジアでは、同社は既にベトナム、タイ、インドネシアで営業を行っており、ジャパンタイムズによると、7月末までにプノンペンに駐在員事務所をオープンし、早ければ2018年3月終了の会計年度までに保険商品の販売を予定しているという。  経済財政省の担当責任者は、国内の損害保険と生命保険に成長余地があることに触れ、「成長する保険市場への新規参入を歓迎する」と述べた。  ジャパンタイムズは、保険会社の海外進出について理由を2つ挙げ、1つは日本の高齢化が急速に進み、国内での成長が限られている点。もう1つは、リターン保証のある保険契約の場合、マイナス ... [続きを読む]
    • 日系
        2016年7月23日
      保険業 第一生命 生命保険 損害保険 保険 災害 事故
    • (c)Phnom Penh Post  マレーシア系百貨店「パークソン・モール」が、今年11月中旬から遅くとも来年初めまでに建設が完了すると、プノンペン・ポスト紙が報じた。  ロシア通り沿いに位置し、ハチの巣をイメージしてデザインされた11階建ての建物となる予定で、現在は全体の70~75%が完成している。  管理代理会社の担当者によれば、3000万ドル以上になる今回の建設計画は2008年に始まったが、デベロッパーが計画を延期させたため、昨年初めまで計画が進展していなかった。  350ヶ所ある小売スペースのうち80%以上がすでに埋まっており、そのうちのほとんどがブティックや各種小売店、飲食店などだ。地下と6~8階に駐車場が用意され、9階には映画館施設も含まれている。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年7月10日
      小売業 ショッピングモール パークソン 商業施設 マレーシア企業
    •  カンボジア香港ビジネス協会(HKBAC)のオフィスが先週月曜日、地元投資家らに歓迎されつつ開設されたと、クメールタイムズ紙が報じた。香港からカンボジアへの投資を呼び込む目的がある。  ワールドブリッジのチェアマンであるシーア・リッティ氏は、「ビジネス協会が設置されれば海外投資がより簡単になる。このような駐在事務所は香港にとって、カンボジア投資への道を整備してくれる存在だ」と語った。  また同氏によれば、香港の投資家らは明確なビジネスプランを持っており、不動産や金融サービス、物流サービスの分野に投資をするという。「香港はビジネスを牽引する都市であり、投資家らは市場をよく調査してから投資を決定する。私は彼らを歓迎している」と同氏は述べた。 (さらに…)
    • 経済
        2016年7月4日
      カンボジア商工会議所 ワールドブリッジ 華僑 香港
    • (c)Phnom Penh Post 3月21日、30年の鉄道運営権を持つロイヤル鉄道が、 4月9日から8日間、プノンペン―シアヌーク間において1日2便の旅客列車を試用運転させると同社のウェブサイト上で発表した。 1便は午前7時にプノンペンを出発、シアヌークビルからの別便の出発と一致し、タケオとカンポット駅で駐停車する。全体で約8時間266㎞の道程となる。 終点までの運賃は7USDで、エアコン付車両は奇数日のみ運行される。
    • 社会
        2016年3月24日
      旅客業 物流業 ロイヤル鉄道
    •  商工中金は2月15日、同行の京都支店が「グローバルニッチトップ支援貸付制度」を利用し、京都銀行と協調して、アパレル副資材製造業の株式会社ムラタに対しカンボジアとベトナムの現地法人設立に必要な資金1億5千万円を融資した(商工中金1億円、京都銀行5千万円)と発表した。  「グローバルニッチトップ支援貸付制度」は、同行が政府の「国家再興戦略」に沿って特定分野に優れた中小企業の海外進出を民間金融機関と協調し後押しすることを目指し、2014年4月に設立した。日本国内に本社を置く、一定条件を満たした中小企業に対し5億円を限度額に融資をする。事業の成功・失敗によって利率は異なり、失敗した場合の利率は0.6パーセントとなる。  株式会社ムラタはタグ、値札、洗濯ネームをはじめとするアパレル副資材 ... [続きを読む]
    • 日系
        2016年2月17日
      縫製業 JETRO ベトナム ジェトロ アパレル 商工中金 ムラタ 京都銀行
    • (c)Phnom Penh Post  今週発表された商業省の報告書によると、2015年のカンボジアの主要製品のコメ、衣類、靴の輸出額は17%近く上昇し80.3億だった。  輸出額全体の4分の3を占める衣料品の輸出額は、7%増にとどまった。輸出量増加は前年比43%増のコメや同21%増の靴の中国への輸出にけん引された形だ。しかし中国への織物の輸出は17%減少した。  EUも引き続きカンボジアの主要輸出国であり、全体の40%を占める。衣料品の輸出額57億ドルのうち、EUだけで25億ドルを記録した。アメリカも17億ドルと大きいが、コメの輸出が60%近く落ち込んだことにより3%減となった。なお、EU、アメリカに続いてカナダと日本が主要な輸出先となっている。  プノンペンポ ... [続きを読む]
    • 統計
        2016年2月5日
      縫製業 商業省 貿易 カンボジア衣料品製造業組合 アパレル
    •  21日、プノンペン経済特区でトルコのイスタンブールに本社を置くWeiboグループの縫製工場作業員約80人が賃金未払いを不服とし、経済特区の入り口を封鎖するという事態が発生した。  同社は1月9日に操業を停止し、未払い賃金を2回に分けて支払うこととしていた。1月7日1回目の支払い分は完了しているものの、2回目となる20日分が未払いとなりデモが発生した模様。また、デモに参加した作業員は退職金の支払いも要求している。  同社は、設備の売却をすすめ、最大2週間を目途に労働者への未払い賃金だけでなく、サプライヤーへの未払金も支払うと約束している。
    • 労働
        2016年1月26日
      PPSEZ プノンペン経済特区 デモ 賃金未払い
    •  汚職対策ユニット(ACU)は、2014-2015年に保健省の行ったサービスや資機材の入札に参加した7社が異常な入札を行ったと発表した。  8月5日にACUが明らかにしたところでは、建設、車両の修理、ガソリン供給、酸素の供給、出版、事務用品、などの入札において、問題となった7社は会社登録されていなかったり、従業員がいない、住所がない、など実体のない会社だっという。  入札方法に関しては、保健省は入札書類を精査せず、住所や資産の確認などもしていなかったという。さらに、一部の会社は入札のために必要な銀行保証書も添付していなかった。  ACUのアオム・ユンティエン局長によると、ACUは保健省に対し今後このような入札を行わないよう注意したと言う。 本記事は転載の許諾を得て ... [続きを読む]
    • 社会
        2015年8月10日
      保健省 ACU 汚職 汚職対策ユニット
    •  第9回国際規格の輸出入産品および1州1品の展示会がプノンペンのダイヤモンドアイランド展示場にて12月15日から4日間開催されている。  開催目的は商業・投資活動の活発化、とくに輸出産品の振興で、展示会によって、各州の産品の発掘を加速させるための機会、およびプノンペンと各州、各国のビジネスがつながる機会、およびカンボジアと各国の投資家への機会を提供する。  展示会では、投資説明会および商業活動振興の説明会なども同時に開催される。 本記事は転載の許諾を得て掲載しております。
    • イベント情報
        2014年12月17日
      貿易 展示会
    •  サム・ランシー救国党党首は「フン・セン首相と国民の土地問題を解決するために協力したい」との意向を示す。  サム・ランシー救国党党首はフン・セン首相に手紙を書きその手紙の中で「私はフン・セン首相が直面している問題について認識している。土地問題を解決するのはとてもむずかしい問題だ。我々はフン・セン首相が土地問題を抱えている問題からの請願書を受け取っていないという問題についても認識している。我々救国党はフン・セン首相と協力してカンボジア国民のために土地問題を解決したい」と記した。  土地問題解決に向けては同党のケム・ソカー副党首もフン・セン首相への手紙を書き、これまでに同問題で逮捕されている国民の解放にフン・セン 首相自らの介入を求めている。 本記事は転載の許諾を得て掲載してお ... [続きを読む]
    • 政治
        2014年8月25日
      土地問題 土地 救国党 首相 ケム・ソカー サム・ランシー フン・セン
    •  7月4日にプノンペン都全域で約3時間にわたって続いた大雨の影響でプノンペン都内は至るところで道路が冠水した。この冠水によってプノンペン都内のインフラに被害が発生し多くのプノンペン都民に影響が出た。  冠水によって都民生活の特に交通事情に多くの影響が出た。車やバイクは冠水した道路を通行した影響で一時的な故障が多数発生した。プノンペン都に在住のソバンさんは、「大雨の影響で私の車2008年製のメルセデス・ベンツが故障してしまった。修理に500ドルが掛かった」と訴えると同じくプノンペン都在住のソマリーさんも、「大雨で車が故障し修理に120ドルを払った」と説明した。  大雨による冠水はプノンペン都内の至るところで発生し、多くの車そしてバイクが同様の被害を被ったと考えられる。 ... [続きを読む]
    • 生活
        2014年7月8日
      交通 洪水 大雨 冠水
    • (c)Khmer Times  米国外務省のメディア声明によるとカンボジアのプラック・ソコン外相は、火曜日からニューヨークで開かれる国連総会代表団を指揮し、米国務省との二国間会談を開くことを明らかにした。クメールタイムズ紙が報じた。  またプラック大臣は、「キューバ、コロンビア、ブラジル、英国、米国などの高官との二国間会談を行う」と付け加えた。  また、フン・セン首相は外務省に対し、「スパイ疑惑の疑いがあるかもしれない」すべての米国市民を調査するよう命じたと述べ、在カンボジア米国大使に、米大使館がプチュンバン(カンボジアの祝日)前夜にカンボジアへの旅行の警告を発したことについて遺憾の意を表明している。
    • 経済
        2017年9月22日
      プラック・ソコン 米国 国際協力外務省
ここ1ヶ月で注目度の高いニュース