カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

News & Topics

    • (c)Khmer Times  6日、国家選挙管理委員会(NEC)は記者会見を開き、3日前に選挙人名簿のWEBサイトへ不正アクセスをしたハッカーを特定するべく関係機関とともに動いていると発表した。クメールタイムズ紙は報じている。  記者会見でNECの広報官は、「選挙人名簿をオンライン登録する段階でハッキングの痕跡を発見した。ハッキングにより100万回の不正アクセスが同時に行われ、アクセス速度の著しい低下とページエラーが発生した」と話した。  現在復旧作業とともに、関係機関や日本人専門家の協力により犯人特定を急いでおり、ハッキングがカンボジア国内ではなく、海外から行われたものだという部分までの情報を掴んでいる。  独立系選挙監視団体コムフレル(Committee f ... [続きを読む]
    • 政治
        2017年1月10日
      国家選挙管理委員会 選挙 ハッカー 不正アクセス 選挙名簿
    • (c)Khmer Times  プノンペン都トゥールコーク区のボンコック地区にあるプノンペン都裁判所の前で、出廷した政治活動家や人権・土地権利運動家を早急に開放するよう、20人近くが毎週月曜日に抗議している。24日で25週目に突入した。クメールタイムズ紙が報じた。  ある土地権利運動家は24日プノンペン都裁判所に出廷し、11人の活動家が2013年にドーンペン区で治安部隊に襲われ、意図的な暴力を受けたと主張した。  その襲撃で頭部を負傷した女性は、「彼らが暴力を行うのは問題を解決するためではなく、私達が発言することを防ぐためである。法廷で警備員が暴力をふるう写真とビデオを提出する予定だ」と述べた。女性はすでに証拠を提出済みだが、裁判長が再度提出を要請している。  地 ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年10月26日
      政治活動 反政権活動家 事故 ブラックマンデー
    • (c)Phnom Penh Post  国内養子縁組制度を明確化しようと、新しいガイドラインが22日に施行された。複雑な手続きを簡略化し、養子縁組の増加を目指したものだ。プノンペンポスト紙が報じた。  同ガイドラインは、すでに存在する複数の省令や民法の規定に従い、カンボジア法務省とユニセフとの3日間にわたる議論の末での施行となった。  「カンボジアではまだ多くの子供たちが、家族や地域コミュニティの保護を受けずに育っている。家族の愛や一人ひとりに対するケアは、何にも取っても替えることはできない。ガイドラインは、子供が適切な環境で育つための重要なステップだ」とユニセフのカンボジア代表は述べた。  制度が複雑かつあいまいだったため、これまでの国内養子縁組の実例はごく僅か ... [続きを読む]
    • 法律
        2016年10月21日
      法務省 社会問題・退役軍人・青少年更正省 養子縁組
    • (c)Khmer Times  国土整備・都市化・建設省の担当責任者によれば、カンボジア政府は過去5年間で68億3000万ドル相当の建設計画1183件を承認した。また、今年はプノンペン都内で新たに61棟が建設中だ。クメールタイムズ紙が報じた。  同省発表のデータによれば、昨年の建設セクターへの投資額は過去最高の約35億ドルに到達し、2014年の25億ドルと比べて40%増加した。  同省大臣は、「カンボジアの建設ブームは、政治的安定性や社会保障、約7%のGDP成長率を背景としたもの」と話す。  不動産会社CLリアルティCEOであるシエー・チャイリン氏は、「プノンペンで高層ビルが多く建設されるにつれ、将来的に海外投資もより多く流入するだろう。現在、高層ビルの需要と居住 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月14日
      国土整備・都市化・建設省 建設業
    • (c)Phnom Penh Post  インドシナリサーチの未発表データによると、今年の第1四半期、カンボジア国内の新聞や雑誌の広告収入は、テレビ広告の激増とは対照的に大幅に減少した。  ローカルチャンネルのテレビコマーシャルの合計は、今年1月~3月期で、前年同期比23%増の3200万ドルに達した一方、印刷媒体は前年同期比26%減の240万ドルに減少、2015年、テレビの広告収入は6%増の1億2200万ドルだったが、印刷媒体広告は4%減の1360万ドルだった。  国内で人気のある民間放送の1つ、ホンミンTV(Hang Meas TV)のマーケティングマネージャーは、「広告予算は増えているが、その内の約90%はテレビコマーシャルで、オンラインニュースサイトが増えると共に、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月15日
      メディア テレビ 新聞
    •  9月15日、鉱工・エネルギー省、商業省、経済財政省は共同で、燃料価格メカニズムからプレミアムガソリンを取り除くと発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  燃料価格メカニズムとは、原油価格の変動を反映させ、10日間ごとに最大小売価格を計算するもので、政府はレギュラーガソリンとディーゼルの価格上限は引き続き設定するが、プレミアムガソリンの小売価格は規制しないという。  商業省が発表した9月22日~10月1日までの最大小売価格は、1リットル当たり、通常のガソリンは3800リエル、ディーゼルでは3500リエル。省令にもかかわらず、プレミアムガソリンは1リットル当たり3900リエルだった。
    • 経済
        2017年9月29日
      商業省 ガソリン 鉱工・エネルギー省 経済財政省 原油 業務改善 業務簡素化
    • (c)Khmer Times  スイス政府は、プノンペンにあるカンタボパ小児病院(Kantha Bopha Children Hospital)の長期的な財務の持続可能性を確保することを誓約した。クメールタイムズ紙が報じた。  スイス政府は同病院の財団とともに、カンボジアにある5つの病院の長期的な財政の持続性に向け、カンボジア政府と合同で取り組むという。同病院は、過去24年間で1483万人以上の外来の子供と151万人以上の入院患者の子供を治療してきた。  同病院では、カンボジアの多くの家族が医療費を賄う余裕がないという現状を受け、すべての医療サービスを無料化。同病院が無ければ、毎月3200人以上の子供がカンボジアで命を失っていただろうとも報告されている。  199 ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年4月6日
      医療 病院 スイス 貧困層 カンタボパ小児病院 小児科
    • (c)Khmer Times  労働職業訓練省のイット・ソムヘーン大臣は、市民社会団体に対して、監視と通報を求め、児童労働防止のため厳しい措置を講ずるよう呼びかけた。また、「児童労働削減のための国家行動計画(2016年~2025年)」も発表された。クメールタイムズ紙が報じた。  イット労働大臣は、「児童が性的搾取や強制労働など非公式経済のなかで働いていることについて政府として防止する。また、全てのパートナー組織は、児童労働に関連する事案が見つかった場合、カンボジア社会と政府の威信に影響を与える報告書を作るのではなく、直ちに労働省へ情報提供してほしい」と、市民団体に呼びかけた。  人権団体LICADHOの報告書によると、カンボジアのレンガ工場で働いている子供の多くが、レン ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年1月2日
      労働職業訓練省 工場 製造業 イット・ソムヘーン 児童労働
    •  プノンペン都の広報担当者によれば、カンダール州で急速に発展しているモッカムポール地区(Muk Kampoul)を2035年都市計画の1つとして、プノンペン都に編入される。プノンペンポスト紙が報じた。  国土整備局の責任者は、「住民は管轄変更による影響を受けることはないが、土地所有権利書は再発行されなければならない。私達はこの書類を却下するつもりはなく、土地所有権をカンダール州からプノンペンに変更する」と語った。
    • 社会
        2016年12月4日
      カンダール州 プノンペン 人口増加
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア中央銀行(NBC)の経済調査員がまとめたカンボジアの証券取引における役割に関するレポートによると、プノンペンのごく一部の両替業者の行動が、あらゆる経済主体の経営コストに影響を与えており、為替レートを決定する主要因となっているという。プノンペンポスト紙が報じた。  NBCの経済調査員レン・ソクロン氏の研究によれば、両替業者の66%が日々の外貨為替レートの決定基準をプノンペンの両替業者に頼っており、NBCの為替レートを使用しているのは6%にとどまった。  同氏は、「両替業者は全国的なネットワークを持っているため、経済の需要に基づいて通貨を分配できる。また、プノンペンの三大両替業者が市場を独占しており、NBCからのレートにも影 ... [続きを読む]
    • 統計
        2016年11月2日
      NBC 金融機関 チア・セレイ 両替商 リーホー
    • (c)Phnom Penh Post  日本貿易振興機関(JETRO)は、カンボジア経済の魅力は労働賃金の低さと、タイとベトナムを結ぶ南部経済回廊が横切る地理的優位性だと言う。プノンペンポスト紙が報じた。  JETROプノンペン所長の河野将史氏は、「カンボジアは日本人投資家から注目され始めている。タイとベトナムの間にあり、製造・輸出するには良い位置にある。カンボジアへ進出し、こちらで製造・販売する会社も増えるだろう」と語った。  日本外務省によれば、二国間貿易は過去10年以上の間に8倍になった。カンボジアは2015年に日本から車両や機械類など3億6600万ドル相当を輸入しており、対して対日輸出は衣料品や電子部品など12億ドル相当となっている。  貿易額増加は、カン ... [続きを読む]
    • 日系
        2016年9月21日
      JETRO 貿易 河野将史
    • (c)Phnom Penh Post  プノンペンで多くのビルが建設される中、政府は歴史的・文化的に重要な遺跡の保護にも重点を置いている。  国土整備・都市化・建設省のスポークスマンによれば、重要歴史的建造物周辺の新たな建築物に関する規制草案はまだ無いものの、「大臣がプノンペン都庁側の責任者と会談し、ワット・プノンや王宮などの重要歴史的建造物に関して合意があった」と語った。  同氏によれば、独立記念塔から300メートル圏内では新建築物の高さが20メートル以内、300~500メートル圏内では30メートル以内に規制される。また、王宮付近では、中心地から300メートル圏内であれば高さ14メートル以下、300~500メートル圏内では25メートル以下となっている。  ガイド ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年8月14日
      国土整備・都市化・建設省 文化芸術省 歴史的建造物
    • (c)Khmer Times  現在、カンボジアはEU向けのコメ輸出において無税・無枠を享受しているが、EUがイタリアの主張に応じた場合にその状況が脅かされる可能性があることを、クメールタイムズ紙が報じた。  世界のコメ市場に関する情報サイト「オリザ(Oryza)」によると、イタリアは自国のコメ市場を保護するため、後発開発途上国からのコメ輸入を制限するようEUに求めている。同サイト記事内でイタリアのコメ調査機関所長は、「カンボジアやミャンマーなどの後発開発途上国からの無税・無枠の輸入米は、イタリア産インディカ米の競争力を危険に晒している」と語った。  カンボジア農林水産省の副長官はこれに対し、「EUがイタリアの要求に応えた場合、カンボジアが受けるコメ輸出の影響は甚大だろ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月8日
      農業 カンボジアコメ協会 コメ
    • (c)Khmer Times  フン・セン首相は縫製労働者に対し、最低賃金の過度な引き上げ要求をしないように要請。さもなければ、工場はより安価な国に移転すると警告した。クメールタイムズ紙が報じた。  今月27日、フン・セン首相はプノンペン都ミーンチェイ区の1万人以上の縫製労働者に対し、「バングラデシュとスリランカの労働者の賃金は月67ドル、ミャンマーは79ドル、ラオスは110ドルである」と、アジアの労働者はカンボジアより低賃金であると説明。  今週初めには、縫製労働者のための新たな最低賃金に関する話し合いが始まり、政府は来年には162.67ドルまでの上昇を提案している。一方、雇用者は161ドル、組合は176.25ドルを要求している。  フン・セン首相は、労働者に対 ... [続きを読む]
    • 労働
        2017年9月29日
      縫製業 労働者 最低賃金
    • (c)Phnom Penh Post  2月1日からのアンコール遺跡群の入場料値上げによる観光客離れが懸念されていたが、政府の財源に大きな影響は無かった。プノンペンポスト紙が報じた。  国営のチケット販売代理店である、アンコール・エンタープライズが発表した統計によると、第1四半期中のチケットの販売数は、70万1358枚までのぼり、シングルチケットの入場料が2倍になった。収入は、前年同期と比べて、1.7%の増加となる、203万ドルとなった。  カンボジア旅行代理店協会(CATA)会長は、観光客の動向に変化は見られないと語った。同氏は、「もし価格を急激に変われば観光客はアンコールワットへ行かないだろう。たった2ヶ月しか経っておらず楽観できない」と指摘する。
    • 観光
        2017年4月6日
      観光客 観光業 アンコールワット
    • (c)Khmer Times  観光省はより多くの観光客を誘致するため、コンポンスプー州の温泉地区を開発する準備を進めている。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジアで温泉は希少で、Te Teuk Pus温泉は、コンポンスプーの街から西へ約60キロのオーラル地区プノンテ村の山の前にあり、直径は100メートル、80平方メートルで、水温は70度。6つの源泉から来ており硫黄臭がするという。  タオン・コン観光大臣は、この地域の開発を国と地域の特別誘致地区に命じ、「観光地と地方関係者が協働して温泉地域を設立すべきだ。日本の専門家グループの調査によると、病気の治療やスキンケア、美容に良質の温泉だという。しかし、地域のアクセスは不便で、オーラル地区から温泉を結ぶ道路とインフラが課 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年2月25日
      観光業 環境省 タオン・コン コンポンスプー州 温泉
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