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建設を再開したゴールドタワー42は、カンボジア政府からの強い要請を受け、2019年末までの竣工を約束した。クメールタイムズ紙が報じた。
ゴールドタワー42は、モニボン通りとシアヌーク通りの交差するプノンペンの中心部に位置し、399室の住居エリアや地下駐車場や小売・オフィススペースを備える42階建ての多目的商業施設だ。
同プロジェクトは2008年、韓国企業ヨンウー・カンボジアにより建設を始めたが、度々建設延期し、2017年3月には停止していた。しかし昨年11月、所有者であるヨンウーが、プロジェクト完成のため、中国企業と契約を結び、建設が再開されていた。
ヨンウー・カンボジアの代表者は、「2019年末までに完成し、完成次第ユニットの販売を開始する。これまでに1億ドルを投資し、さらに1億4000万ドルを追加する」と話した。
ある不動産会社のCEOは、「建設放棄されたゴールドタワー42は街のイメージを非常に悪くしていた。購入を検討する投資家が不足することはない。完了すれば成功するだろう」と話した。
国土整備・都市化・建設省の広報官は、「政府がプロジェクトの遂行を強く要請した。我々は、この状況が続くことを望んでいない。他の開発者に対しても、プロジェクトの一時停止は警告に値する」と語った。