カンボジアポスト(CP)銀行がフナン・マイクロファイナンスを買収する。クメールタイムズ紙が報じた。
CP銀行は、カナディア・インベストメント・ホールディングス、郵便電気通信省、フラートン・ファイナンシャル・ホールディングスの共同事業で、昨年6月から交渉をし、今月12日にフナンを買収する意向を示した。
CP銀行はフナンの株式の50%を保有し、フラートンは45%、郵便電気通信省は5%の株式を保有する。この買収により全国に92の支店と約5億1600万ドルの資産を保有する。融資残高は約2億8100万ドル、預金総額は3億9900万ドル。
CP銀行の取締役会長でカナディア・インベストメント・ホールディングスの会長であるプン・キエウサエ氏は、「現在、フナンによる平均貸付金は約400ドルだが、それを1000ドルに引き上げ、さらに40百万ドルを組織に配分することで、カンボジア人に多くの融資を提供することができる」と述べた。
また、先月初めに18%の利息制限が発効した後も、管理コストを削減し、1000ドル以下の小規模融資を提供している。