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  • 経済
  • 2017年5月13日
  • カンボジアニュース

シアヌークビル自治港のIPO価格 決定[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 カンボジアの主要港を運営する国営企業シアヌークビル自治港(SAP)は、5月9日、来るIPOに向けてブックビルディングに倣った株価を5040リエル($ 1.26)と発表した。

 SAPは3月5日、3520~5180リエル(0.88ドル~1.29ドル)までの株価を、4月末に6日間のブックビルディング参加した投資家に提示した。この価格設定により、国内最大規模のIPO、2700万ドルを調達することができる。SAPは、今月下旬にカンボジア証券取引所(CSX)上場を目指して、同社株式の約25%を保有する2140万株を投資家に提供している。

 唯一の引受人であるSBIロイヤル証券の担当責任者は、「入札株式の合計は総保有株式の2.4倍で、投資家の期待が高いといえる」と述べた。

 SAPは2016年12月に、2022年までに大幅な拡張計画を実行、現在のコンテナ容量を3倍に増やし、加えて新たなドライポート建設のために、52ヘクタールの土地を追加購入すると発表。日本国際協力機構(JICA)からの7400万ドルのソフトローンの返済にも資本を充てる。

 2016年のSAPの収益は5100万ドルに増加したが、コンテナ交通量の伸びが著しく低下し、純利益は前年の940万ドルから780万ドルに減少した。問題の1つはコンテナの処理能力であるとみられ、今年初めに導入された新しいクレーンと今回のIPO資金による新規投資でこの問題を解決するとしている。

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