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  • 2017年2月6日
  • カンボジアニュース

食肉の需要が増加 カンボジアの人口増加などが原因[経済]

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(c)Khmer Times

 農林水産省の年次報告書によると、カンボジアの人口拡大、都市化、経済成長、変化する消費パターンが国内の畜産部門の成長を後押しすると発表した。

 報告書によると、「カンボジアの人口増加率は1.8%、2016年~2024年の間で食肉の需要は約28万トンから33万トンに増加すると予測される。2016年に国内で登録された屠殺場は148で、家族経営の屠殺場は41。屠殺場では、年間を通して、牛約5万頭、水牛約1100頭、豚約30万頭、鶏99万頭の合計約135万頭の家畜が食肉にされた」という。

 また国連食糧農業機関(FAO)の調査によると、「カンボジアの食肉需要が高まる一方で、ほとんどの家畜は小規模畜産家によって調達されており、特に豚肉や鶏肉の飼料は増加する需要を満たせていない。このため、豚肉と鶏肉は依然としてベトナムとタイから輸入されている」と述べた。



 FAOの調査は、「カンボジアの家畜の生産性は、近隣諸国に比べて遅れている。2013年の農業センサスでは、牛は80%が地元品種、11%がタイなどからの輸入品で、ブタは約74%が地元品種で、19%が輸入だ。高品質で安全な動物原料食品の供給を増やすため、家畜、特に豚や鶏の生産性を向上させるプログラムを考案する必要がある」と付け加えた。

 カンボジア養豚協会の会長は、「ベトナムからの生ブタの輸入が価格低下を引き起こし、地元養豚業者の生計に影響を与えた。政府が価格を安定させ、地元の養豚業者を助けることを望む」と述べた。

 コンポンチャム州で家族で養豚業を経営している社長は、現在、小規模業者には売ってくれず動物用飼料を買うのが難しい。 しかし、商業用飼料の購入にはコストがかかり、廃業へ向かう」とクメールタイムズ紙に語った。

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