カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2016年11月30日
  • カンボジアニュース

自然ゴムの国際価格が上昇の見込み―カンボジア農林水産省[経済]

news_201611301
(c)Khmer Times

 カンボジア農林水産省によれば、世界経済の上昇とゴム主要輸出国の努力により、一次産品の国際市場価格が1トンあたり2500ドルまで上昇するという。クメールタイムズ紙が報じた。

 同省のゴム担当責任者によれば、天然ゴム生産国連合の加盟国のうち、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアの4カ国が価格安定のために輸出を一時停止することで合意した。

 同責任者は、「その合意によって自然ゴムの供給量が30万トン減少し、価格上昇に繋がっている。来年のゴム価格は2000~2500ドルまで上昇すると考えている」と述べた。また同氏は、米国を含む世界市場の復活傾向から自然ゴム需要も増加してきていると指摘する。

 カンボジアゴム開発協会(Association for Rubber Development in Cambodia)の会長によれば、国際的なゴム供給量減少の要因には天候も考えられるという。

 同氏は、「最近の主要ゴム輸出国では天候があまり良くないため、樹液の収穫に支障をきたしている。現在はトンあたり1860ドルだが、主要輸出国4カ国がこのまま輸出を延長し続ければ、価格は安定するか更に上昇する可能性がある」と述べた。一方で同氏は、状況は未だ流動的だと付け加えた。


 カンボジア農林水産省の今年9月の発表によれば、カンボジアのゴム輸出量は8万2825トンで前年同期比で約11%増加している。主にモンドルキリ州ラタナキリ州が生産地。

 今年9月時点での国内総ゴム栽培面積は40万2310ヘクタールで、政府の2020年までの目標である40万ヘクタールをすでに達成している。

関連記事
経済
米国との外交論争は続くも 貿易には影響はないと政府は主張[経済]
(17日)
経済
カナダ・ASEAN諸国間の自由貿易協定 FS調査開始[経済]
(16日)
経済
ASEAN・香港間の自由貿易協定 今年11月に署名[経済]
(13日)
日系
日本のNACCSセンター 自動化税関プラットフォームの提供が期待[日系]
(11日)
経済
カンボジア―タイ 二重課税回避する租税協定に合意[経済]
(09日)
経済
非関税障壁 アジア諸国の貿易を阻害[経済]
(08日)
あわせて読みたい
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(4/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(3/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(2/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(1/4)
特集
スン・チャントール上級大臣兼公共事業運輸大臣が語る、カンボジアの努力と発展の可能性
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース