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  • 2016年11月22日
  • カンボジアニュース

カンボジア産香り米、世界的品評会で最優秀賞ならず[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 カンボジアの高級香り米「ロムドゥル」が、2014年までの3年間トップに輝いていた「世界コメ会議」の品評会での最優秀賞の座を惜しくも逃した。プノンペンポスト紙が報じた。

 今年の品評会では、ロムドゥルに近い品種のタイ産「ホームマリ」が最優秀賞に輝いた。2位がロムドゥル、3位が米国産ジャポニカ米だった。ロムドゥルは昨年の品評会でも、米国産の香り米「カルロス」にトップの座を譲っている。

 カンボジアコメ協会のフン・ラック副会長は20日、「ロムドゥルとホームマリは近い品種のため、審査員にとっては難しい決定だっただろう」とコメントした。

 同品評会では今年も主要コメ産出国から50品種以上の香り米が出品され、調理前後の見た目や食感、香り、米粒の長さを審査した。

 フン副会長は、「タイは今年の品評会の開催国でもあり、また十分な実績と評価がある。今回の結果には満足しており、我々の香り米が世界コメ会議で品評されることを誇りに思う。今回の結果が、ロムドゥルの販売努力をさらに促進させるだろう」と話した。

 カンボジア大手のコメ輸出業者アムル・ライスのソン・サランCEOは今年の結果について、「2位になったが、国内コメ産業にとって素晴らしいことだ」と述べる一方で、「近似品種のある中国やマレーシアなどの新市場への普及は、こちらのコメ価格がより高いため難しいかもしれない」と語った。

 また同氏は、「国内コメ産業は現在、インフラ格差や生産コスト高など、競争を妨げるような長期的問題に直面している。業界を支えるための熱意とコミットメントが必要だ」と述べた。

 来年の世界コメ会議はカンボジアで開催される予定だ。

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