カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2016年10月26日
  • カンボジアニュース

来年にもカンボジアでインターネットが安価に[経済]

 2017年に完成予定の新しい海底ケーブルが、電気通信の容量増加と低コストを可能にし、既存のインターネット網を強化。海底ケーブルは、シアヌークビルとタイのラヨーン、マレーシアのクアンタンを結び、総長は1300キロに上るという。

 ケーブルを導入するテレコテックを所有するイージーコムのイヴ・シェフェールCEOは、「我々は、ICT(情報通信技術)や教育分野に関するプロジェクトを多く持っており、海底ケーブルにより効果的に高速インターネットを提供し、プロジェクトをサポートすることで経済成長を後押しできる」と、この海底ケーブルが地域のインターネット網を強化することを9月23日の記者会見で語った。

 同社のCTOは、「プロジェクトは現在76%完了しており、少なくとも毎秒30テラビットの総容量と、毎秒最大100ギガビットの速度を可能にする。また東南アジアと米国の西海岸を結ぶ2万キロの長いアジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)に接続する」と述べ、「このプロジェクトは当初、2015年末までに完了する予定だったが、2017年の第1四半期になる延期される予定で、現在はプロジェクトの許可、製造、技術的な資格をクリアし、最終段階だ」と強調した。

 カンボジア電気通信規制機関(Telecommunication Regulator of Cambodia=TRC)のモア・チャクリャ会長は、「カンボジアは現在、近隣諸国で唯一地上線を介してインターネットに接続しており、新たな海底ケーブルによりインターネットの速度向上とコストの低減に期待できる。カンボジアの非モバイルインターネット利用は、かなり制限されており、現在は都市部のみ。農村部の接続を後押しするこの技術は、国のために有益だ」と話し、また、「現在、地域毎に6つの陸上ケーブルがあるが、急速な発展に伴い、容量オーバーが懸念される。アジア大陸とASEAN間での接続も制限されており、海底ケーブルは、地域統合を強化する」と付け加えた。

関連記事
経済
イージーコム タイ大手ISPと海底ケーブルの利用で提携 カンボジア[経済]
(13日)
経済
宿泊客に日本のテレビチャンネルが見られるサービスを提供 カンボジア[経済]
(05月25日)
経済
大手通信会社メットフォン 次世代4.5Gサービスの提供開始 カンボジア[経済]
(05月24日)
社会
カンボジア政府によるネット通信監視計画が進行[社会]
(05月22日)
社会
韓国の支援によりプノンペンの公園で無料Wi-Fiの提供スタート[社会]
(05月15日)
経済
スマートアクシアタ カンボジアで家庭用のブロードバンドサービスを開始[経済]
(03月20日)
あわせて読みたい
特集
本音調査アンケート 調査リポート05―日本人の常識はカンボジア人の非常識
特集
カンボジア人の声 MEIHO ENGINEERING Inc. チューン・チャナ
特集
トップインタビュー スマートアクシアタ CEO トーマスハント No.1
業界
すべての新技術がカンボジアに浸透する訳ではない[通信・IT]ソク・チャンダ
業界
カンボジアにおいてニューメディアはパワフルなツール[マーケティング・メディア]チー・セラ(2/2)
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース