メコンエンジェル投資家ネットワーク(Mekong Angel Investor Network=MAIN)の投資家たちは、3度目のカンボジア公式訪問をした。プノンペンポスト紙が報じた。
MAINの投資家たちは、プノンペンでスタートアップの起業家のプレゼンテーションを見学した後、シェムリアップでは起業家と会合を行い、プロジェクトに資金を投下するかどうか可能性を探った。
今回のコーディネートをした、メコンビジネス・イニシアティブ(MBI)のカンボジアのカントリーマネージャーは、「シェムリアップにエンジェル投資家が訪れたのは初めて。海外の投資家は、カンボジアで新しいアイディアが生み出され、起業家精神にあふれているエネルギーを目の当たりして、非常に喜んだ」と述べた。
MAINがカンボジアに初めて訪れたのは6月で、その後9月に2度目の訪問をした。その際、オンラインのバスチケット購入サイトスタートアップのBookMeBusに投資し、その後も複数の地元のスタートアップとの関係は続いている。
カンボジアのスタートアップは先進国経済に求められるビジネススタンダードに達しない場合があり、投資の呼び込みの障壁になることがあるが、MAINのエンジェル投資家の一人は、「起業家向けのプレゼンは良くなってきている。まだトレーニングは必要だが、私達がレベルアップさせる。私達はカンボジアとメコン地域で、スタートアップのビジネス環境を発展させたい」と述べた。