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  • 社会
  • 2016年5月4日
  • カンボジアニュース

ゴム価格の立ち直りに救われるカンボジア・トボンクムン州の農家[社会]

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(c)Phnom Penh Post

 国際的なゴム価格の反騰により、カンボジア国内の農園従事者が業務を再開させている。

 国際的なゴム価格は過去7年以来の最安値から上昇し始め、生産高および中国からの需要期待値から4月初旬は開始以降16%上昇すると予想されている。

 プノンペンポスト紙によると、ゴム輸出業者のロン・スレン・インターナショナル(Long Sreng International)の役員は、現地ゴム価格は外国商品取引所における価格の高騰に連動しており、1トン約1050ドルで底入れされた天然ゴムの輸出価格は、既に1トンあたり300ドルから400ドル上昇していると述べた。

 トボンクムン・ファミリー・ゴム開発協会の会長、ティ・サンボ氏によると、ベトナムとの国境付近にあるトボンクムン州のゴム農家は、1カ月ぶりに再びゴムの採取を始めた。  

 同氏は、「価格が徐々に上昇しており、農家たちはゴム採集のためワーカーの雇用を始めた。既に農家の一部は離農や転作をしているが、ゴム農家にとって一縷の望みだ」と述べた。

 農家が受け取る金額は、ここ数ヶ月間で1キロあたり約1000リエルから2600リエルに跳ね上がった。また、農家は利益率の高さからローカルのトレーダーよりもベトナム人トレーダーへの販売を好む傾向があると述べた。

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