カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2016年3月23日
  • カンボジアニュース

カンボジア経済を健康にさせるオーガニック野菜市場[経済]

news_20160324
(c)Phnom Penh Post

17日、プノンペン都内のボンケンコン地区に有機野菜を販売する新たな店舗、エコアグリセンター(EAC)がオープンした。EACはクメール・オーガニック・コーポレーティブ社と在カンボジア-ドイツ国際協力機関(German International Cooperation Cambodia: GIZ Cambodia)により共同設立された組織だ。オーガニック野菜がより身近になり需要が上がれば、農業の技術の向上にも繋がる。

最高国家経済評議会(SNEC)のアドバイザーは、「野菜部門の成長に繋がる取り組みを歓迎しており、地場野菜の生産量増加のために政府としてもプロジェクトを支援していく。しかし、カンボジアの消費者は依然として品質よりも価格を優先させている。それが問題だ」とプノンペンポスト紙に語った。

政策研究センターの調査によると、毎日200~400トンの野菜が周辺国から輸入されている。これ金額にすると年間1億5千万~2億5千万ドルが化学薬品を使用した野菜を購入するためにタイ、ベトナム、中国に支払われていることになる。

オーガニック野菜は20~30%値段が高いため、カンボジアの消費者の手が届かず依然として市場規模は小さいと言う。

EACを設立したクメール・オーガニック・コーポレイティブ社の創始者は、「国内のオーガニック製品の消費を増やせれば、我々の体に化学物質の摂取を防ぐことができ、国外へ流れるお金を止めることもできる」とクメールタイムズ紙に語った。

徐々にカンボジアにもオーガニック野菜の販売店は増えており、消費者の認知も上がり、需要は堅調に増えている。国内産の無農薬野菜や果物の消費が増えれば、輸入に頼る必要がなくなる。

国内生産部門強化に繋がるオーガニック野菜市場には今後も注目していく必要がありそうだ。

関連記事
経済
マレーシア二輪車メーカー カンボジア市場へ参入[経済]
(13日)
経済
ヴェイン大臣「農業分野の課題を解決するために全力を尽くす」[経済]
(05日)
経済
カンボジア ゴム輸出 価格変動に関わらず36%増加[経済]
(03日)
経済
欧州系企業 カンボジアにゴム工場の稼働計画[経済]
(12月20日)
経済
ベトナム カンボジアでのカシューナッツ生産を支援[経済]
(12月14日)
経済
来年 カンボジアのパーム油が日本市場に初めて出荷か[経済]
(12月14日)
あわせて読みたい
特集
カンボジア人の声 イオンモール ヴット・ティラン
特集
カンボジア経済データ(2017/7/10更新)
特集
カンボジア人の声 ジャパンファームプロダクツ フン・トラー
特集
イオンモールプノンペン開業、示唆に富むその舞台裏。ビジネス視察で見るべきポイント Vol.3
特集
イオンモールプノンペン開業、示唆に富むその舞台裏。ビジネス視察で見るべきポイント Vol.2
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース